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▼ 2015/12/04(金) わくわくサンシャインアートで楽しもう 15
「一等賞」は、3班に決定しました。低学年の子どもたちが思わず飛び上がりました。一人ひとりの首には、まぶしく輝く金メダルが、「うるま」さん・「でるび」さんの手からかけられました。(また、学校には、「うるまでるび」作の絵本もいただきました。)
……どの班のどの作品も、甲乙付けがたいものだったと思います。
また、作品を完成させるまでの過程を知っているからこそ、子どもたちの苦労やがんばりを目の当たりにしているからこそ、本当は、どの班にも「一等賞」をあげたかったのですが……。
ここに、「うるま」さんの、<作品は必ず評価されるという現実を知らせる>というねらいがあったのです。―そうですね。“社会”の仕組みを実感させる上で、大切なことなのでしょうね。
「うるまでるび」さんとの、夢のような3日間が終わりました。初めての様々な体験がぎっしり詰まっていた3日間でしたが、あっという間に過ぎ去った3日間でもありました。
このワークショップの企画・準備・運営に携わってくださった、「うるまでるび」さん、そして、「沢地小学校支援地域本部」・「粋なおやじの会」・「三島市教育委員会文化振興課」「日大国際関係学部・神山ゼミ」の皆さん、本当にありがとうございました。
また、本日“審査員”としてご来校くださった「保護者の皆さん」、「地域の方々」、「沢地幼稚園の皆さん」にも感謝申し上げます。
そして、体育館の床を敷き詰めた大量の紙を提供してくださった「特殊東海製紙株式会社」さん、アニメーション作りに使うパソコンソフト・「PICMO」に関わってくださった「株式会社スワベ商会」さんにも、陰で力強く支えられました。
たくさんのいろいろな方々のおかげで、<わくわくサンシャインアート>をやり遂げられたこと……沢地小の子どもたちは、本当に幸せ者ですよね。
最後の最後に、「うるまでるび」さんから子どもたちに、素敵なアニメーションのプレゼントがありました。『東日本大震災』で被災した子どもたちの心を励ますために作られた、温かい素敵な作品でした。
美しいアニメと共に、坂本龍一&デイヴィッド・バーンの『サイケデリック・ アフタヌーン』という曲が、体育館に心地よく流れていきます。……充実した3日間が、静かに静かに幕を閉じていきました。
▼ 2015/12/04(金) わくわくサンシャインアートで楽しもう 14
全ての作品が発表され、いよいよ“審査”が始まります。
審査員席の前には、1班〜12班までの札が貼られた12のケースが並べられています。その両脇には、子どもたちが“らくがき”の際に使ったマジックがごっそり入れられた箱が置かれています。
審査員は各自、箱からマジックを1本ずつ取り、自分がお気に入りの作品の、班のケースにそれを入れていくのです。
大人の審査員たち(100人を越える保護者の皆さん・地域の方々)が動き始めます。それに合わせて、小学生たちは、必死で自分たちの班のアピールをし始めました。教育長さんを始めとする教育委員会の方々も審査に加わってくださいました。
続いて、50人もの園児たちによる審査です。小学生のアピールは、ますます加熱していきます。
「○班に入れて!」 「お願い、○班だよ!」
自分の班のケースを指さして、園児たちに一生懸命お願いしている姿は、本当に愛らしいものでした。
審査員の動きが無くなると、12のケースがステージ上に移されました。そして、順番に、1つ1つの重さが計測されるのです。
デジタル秤(はかり)の数値が、スクリーンに映し出されていきます。……その数値に、子どもたちは一喜一憂します。
「ああ、次はうちの班だ!」 「お願い、神様〜!」
▼ 2015/12/04(金) わくわくサンシャインアートで楽しもう 13
幼稚園の子どもたちも、保護者の皆さんや地域の方々も、熱心に映像を観てくださっています。
園児たちは、うれしそうに笑い声を上げ、12のそれぞれの作品を心から楽しんでいる様子でした。小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちの“すごさ”、分かってもらえたでしょうか。
大人の方々はきっと、小学生の手でここまでやり遂げたことに驚いていたはずです。パソコンを使って絵を描き、さらにそれに動きを付け、台詞や音まで入れて……。我々大人が小学生だった頃を考えると、信じられないことですからね。
そして小学生たちは、互いの作品を観合いながら、自分の班のものとどちらが面白いかを密かに比べていたかもしれません。でも、ここまでの苦労が分かっているからか、どの作品に対しても温かい拍手を送っている姿が印象的でした。
▼ 2015/12/04(金) わくわくサンシャインアートで楽しもう 12
1班から順番に、この2日間で作り上げたアニメーションが上映されていきます。昨日、一生懸命録音した台詞(せりふ)や音も、上手に入っています。
中には、どうしても昨日のうちに録音ができずに、ここで流される映像に、生で台詞や音を入れて発表する班もありました。しかし、これはこれで、“審査員”の方々に、作品作りにはこのような過程があったのだということを伝える効果があったと思います。
映像を流す前に、各班の代表者たちから、キャラクターのプロフィールを説明したり、みんなでがんばったところや、作品の見所などが語られました。どれもこれも、子どもらしい、自由な可愛らしい発想で、聴いているだけで楽しくなってきました。
また、一つひとつの映像を流し終わった後には、必ずそこで「うるま」さんがコメントを入れてくださり、さらに、その班で選ばれなかったキャラクターの写真までスクリーンに映し出して、紹介してくださいました。
子どもたち一人ひとりを大切にしてくださっている「うるま」さんの温かさが伝わってきて、心がほかほかする思いがしました。
▼ 2015/12/04(金) わくわくサンシャインアートで楽しもう 11
<わくわくサンシャインアート>も、とうとう最終日を迎えました。ぎゅ〜と中身がつまった2日間の成果を、今日、みんなの前で発表し合います。12の作品の中から、『一等賞』が決まるのです。
6年生の代表による「始めの言葉」で、開幕!
まずは、このワークショップを沢地小にプレゼントしてくださった「うるまでるび」さんから、子どもたちに温かいねぎらいの言葉がかけられました。
そして、この会のために駆けつけてくださった三島市長さんからは、このワークショップが、「三島市クリエイティブシティ推進事業」の一環として、「子どもの想像力を育む」ための価値ある仕掛けであったことが、“審査員”として来校してくださった保護者の皆さん・地域の方々に向けて話されました。
(なお、『一等賞』を決める“審査員”として、他にも、沢地幼稚園の年中さん・年長さんも全員参加してくれました。)