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▼ 2015/12/10(木) 身近な地域のよさを知ろう!
4時間目、6年1組は、「沢地小学校支援地域本部<かわせみ>」の“学習支援”の部のメンバーの瀬古さんを講師にお招きし、「総合的な学習の時間(『はばたき』)」に生きるお話をしていただきました。
校区にお住まいの瀬古さんは、この沢地地区の歴史はもとより、三島市の歴史についても、“生き字引”的な存在です。また、豊かな教職経験を持っていらっしゃるので、子どもたちの心を上手に掴(つか)めます。
そんな瀬古さんに、『はばたき』の学習・「身近な地域(三島市)のよさを知ろう!」につながる価値あるお話をしていただきました。
今日の授業では、三島市が全国に誇れる、長い歴史の中で育まれてきた4つの「伝統文化」が話されました。―「平安時代」・「鎌倉時代」・「戦国時代」・「江戸時代」……社会科の授業で学んだ時代名が続々と登場してきます。
子どもたちは、今、自分たちが住んでいるこの“三島市”を、歴史の学習の中で思い浮かべたことはあったでしょうか? ……お話を聴きながらノートに夢中でメモしていく姿からは、子どもたちの大きな驚きや大きな感動がうかがえました。
お話を進めながら、そのことに関係する実物やパンフレット等を次々と見せてくださいます。そして、担任が、関連する画像や映像を電子黒板にタイミングよく映し出し、お話を支援していきました。
子どもたちはきっと、“三島市のよさ”を、改めて感じ取ることができたことと思います。瀬古さん、お忙しい中、有意義な学習の場を提供してくださり、ありがとうございました。
▼ 2015/12/10(木) 5年2組 公開授業
3時間目に、5年2組で、算数の授業が公開されました。『図形の面積』の単元の、「ひし形」の面積の求め方を考える学習でした。
教室には、ここまでに学んできた「平行四辺形」・「三角形」・「台形」の面積の求め方が掲示されています。学びの中から子どもたち自らが生み出した“図形の面積を求める「公式」”が、授業で使用したワークシートと共に、授業の流れがよく分かるように貼り出されています。
「対角線の長さが分かっているひし形の面積の求め方を考えよう。」
授業者から今日の学習課題が提示されると、子どもたちは配布されたワークシートに勢い込んで取り組み始めました。
今までの学習をうまく生かして、「ひし形」を「長方形」や「平行四辺形」、「三角形」に変形させて考えています。
そして、縦の対角線を“青色”、横の対角線を“赤色”と指定してありますので、子どもたちは「赤い対角線」「青い対角線」という言葉を使って、面積を求める「言葉の式(公式)」まで書き込んでいました。
全員が自分の考えを書き込めた頃に、書き込んだワークシートを電子黒板に映し出しながら、次々と意見を発表し合います。前に出た子たちは、図を指し示しながら、みんなに分かりやすく説明していきました。聴いている子たちも、自分の考えと比べながらうなずいたり、新たな考え方に気づいたり……。学習が広がり、深まっていく様子がうかがえました。
<対角線×対角線÷2>……いくつもの意見が、しだいに一つの到着点に向かって絞られていきます。子どもたちの様々な操作活動から<面積を求める公式>を生み出していく、よい学習となりました。子どもたち一人ひとりが、45分間、生き生きと活躍し続けていた授業だったと思います。