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▼ 2016/02/25(木) 「くらりか静岡」の<理科教室> 2
さあ、ここからです。「なぜ?」を解明するのが今日の学習です。
各グループに付いてくださったメンバーの方々のご支援をいただきながら、水によって生じる「浮力」をゴルフボールを使って実際に計測してみたり、注射器を使って、水と空気の「体積の増減」を体感したりしていきます。
さらに、“しょう油入れ”の代わりに、ペットボトルの中に、水を半分程度入れた“試験管”を逆さまに入れて上下させてみました。……子どもたちはそこから、“試験管”の中の水面の位置が、上にある時と下にある時とで異なっていることに気づきました。
謎が解明した後には、さらに「おまけ」が付いていました。
今度は、筒状の“しょう油入れ”を使った「浮沈子」作りです。“しょう油入れの脇には、針で刺して空けたような小さな穴が2つありました。これを使った「浮沈子」は、何と回転しながら浮き沈みします。子どもたちは楽しそうにペットボトルの側面を何度も握っていました。
続いて、“ストロー”にクリップのおもしをつけただけの「浮沈子」作りも行いました。身近にある物でも作れることに、「これなら、家で作れるねえ。」と目を輝かせていました。
お土産を手にした子どもたちは、満足そうに<理科教室>を終えました。きっと、「科学」への興味が湧き上がってきた子がいることでしょう。この中から、第二の「朝永さん」が誕生したら素敵ですね。
「くらりか静岡」・「東芝テック」の皆さん、ありがとうございました。
▼ 2016/02/25(木) 「くらりか静岡」の<理科教室> 1
「不思議だと思うこと、これが科学の“芽”です。
よく調べて確かめ、そして考えること、これが科学の“茎”です。
そうして最後に謎が解ける、これが科学の“花”です。」
―4年生を対象にした「くらりか静岡」の<理科教室>は、ノーベル物理学賞を受賞した「朝永振一郎氏」の子どもたちに向けたメッセージから始まりました。
「くらりか静岡」は、“科学が好きな子どもたちを育てる”ことを目的とした、東京工業大学卒のOBで構成されたグループです。また今回は、このグループの活動を後援されている「東芝テック」からもお手伝いの方々が加わってくださいました。
今日の<理科教室>では、「浮沈子(ふちんし)」を作ります。
最初の「浮沈子」は、魚の形をした“しょう油入れ”を使って作りました。
各々が、“しょう油入れ”に色を塗りながら「金魚」を作っていきますが、子どもたちは、(何ができるんだ?)といぶかしげでした。
しかし、その口にナットを取り付け、水を半分ほど吸い込ませた「金魚」を、水がいっぱい入ったペットボトルの中に入れて、側面をぎゅっと押すと、「金魚」が沈んだり浮いたり……。子どもたちから、一気に笑顔の花が咲きました。