つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。
今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
■変更時期
2023年1月30日より
■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)
■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)
▼ 2016/09/27(火) 桜の木、伐採……
連日の長雨が上がった25日(日)から、本校の南門<がんばり門>の脇の桜の木に、大きなスズメバチが何匹も何匹も飛び回り始めました。正に、久々の日差しに誘われたかのように、急に始まったのです。
ちょうど、「沢地小学校区運動会」の最中だったため、競技が一時中断される事態にまで至りました。
以前から、この木の幹の中にはミツバチたちが巣を作り、群れを作りながらも穏やかに暮らしていたのです。
スズメバチたちは、この日から、何とその巣に勝手に侵入し、ミツバチの卵や幼虫を自分たちの巣に運び出す作業に取りかかったのでした。
月曜日は、児童たちのここの門からの通行を禁止して、専門家に来てもらって、様子を確認してもらいました。
「ひょっとしたら、明日までに卵や幼虫の運び出しが全て完了するかも……。」
―そんな期待とは裏腹に、今日になっても、ますますスズメバチたちの活動は活発化するばかり……。
子どもたちやここを通る地域の方々の安心・安全を守るためには、もう、この木の伐採しか考えられません。―今朝、そのような判断が下され、午後の3時半から、一気に伐採作業が始まりました。
さすが、プロ集団です。スズメバチを退治しながら、少しずつ枝を落とし、少しずつ幹を切り分けていきます。
真ん中の写真は、幹の中の空洞にあった、ミツバチの巣です。想像以上に大きな立派な巣でした。これでは、スズメバチたちの運搬作業が長引くはずです。
右の写真をご覧ください。木の根元付近には、こんなに大きな空洞が……。ひょっとしたら、強風で倒れる危険性もあったかもしれませんね。
豊かな自然にすっぽりと包まれた、素晴らしい環境の沢地小学校ですが、他の生き物たちと共存していく上では、“人間にとって”このような危険なこともあるのですね。
桜の木が伐採されることで、ミツバチたちの巣が取り払われ、それによってスズメバチたちの食料が処分され……。何か、複雑な気持ちになりますが、これが、<人間のため>なのですね……。