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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

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今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

2016/09/20(火) 社会科の公開授業 2

5年生

与えられたグラフに、子どもたちは飛びつきました。4種類のグラフを元に、“謎解き”に挑戦するかのような前向きな姿勢を見せました。
 実は、「全国学力・学習状況調査」で、例年子どもたちにつまずきが見られるのが、このグラフや表の読み取りなのです。国語の問題の中で、文章と共にいくつかのグラフや表が与えられ、そこから読み取ったことを文章と関連づけていく力が、全国的に見ても弱いのです。

 グループの仲間同士で、頭をすりつけ合うようにしてグラフをのぞき込み、日本における「食生活の変化」と「食料生産への影響」についての関連を、根拠を元に解き明かそうとしています。
 子どもたちは、パンの原材料である小麦、また、乳製品、肉類、果物等の自給率が年々減少し、逆にそれらの輸入量が増加していることに気づきました。中には、農業・林業・水産業に携わる人口が減ってきたことや、他や畑の面積の減少等に気づけた子も、ちらほらといたようです。
 やはり、グラフの読み取りはなかなか難しいようです。でも、だからこそ、授業者は、このような場を設けることを大切にしているのでしょう。“謎解き”を楽しみながら、子どもたちに力をつけさせようとしているのです。

 グループでの発見を、黒板の前に集まったみんなの前で、順番に発表していきます。聴いている子どもたちは、一生懸命メモをとっています。
 そして、授業者は、一人ひとりに、この発表を受けてつかんだことを、自分の言葉でまとめさせました。その際に、「自分の言葉でまとめるのが難しい人は、これを持っていって。」……と、今日の授業をまとめるためのヒントカードを用意していました。
 それを持っていった子、持っていかなかった子―きっと、どの子も、今日の学習をしっかりまとめられたことと思います。
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2016/09/20(火) 社会科の公開授業 1

5年生

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 2時間目、5年1組での社会科の授業が公開されました。『わたしたちの生活と食料生産』という単元の仕上げの段階で、“これからの食料生産”について考えていく学習内容でした。

 授業の最初に電子黒板に映し出されたのは、2種類の「朝食」―<和食>と<洋食>の写真です。授業者はそれを提示して、40年前と現在の「朝食」にどのような違いがあるかを投げ掛けました。
 写真に食いついた子どもたちからは、「主食がご飯からパンに替わってきた」ことや「魚より肉を食べることが多くなってきた」こと、「しゃれたデザート(果物)が添えられている」ことや「和食から洋食に移り変わってきた」ことなどが、次々と挙げられます。

 そして、それを受けた授業者は、「こうした食生活の変化は、日本の食料生産にどのような影響を与えているか」を、グループで予想を立てさせる場を持ちました。
 すると、ほとんどどのグループでも、「洋食に使う食材の、外国からの輸入が増えたのでは……」という予想を立てました。

 そこで、授業者が、その予想が本当に正しいかどうか、しっかりした根拠をもとに考えさせようと、各グループに与えたのが、様々なグラフが示された2枚のプリントでした。
 「食料品別の輸入量の変化」・「主な食料の品別自給率の推移」・「産業別の人口の割合の変化」・「土地利用の変化」―さあ、子どもたちは、この4つのグラフから、何をつかみ取ることでしょう。