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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

つきましては、ブログのアドレスを「お気に入り」や「ブックマーク」などに登録されている場合には、大変お手数をおかけいたしますが、変更後の新アドレスへ設定変更して頂きますようお願いいたします。

今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

メッセージ欄

2016年10月の日記

2016/10/29(土) 自由参観会 2

4年生は、4時間目に、「市内小中学校音楽会」での発表曲を披露しました。音楽会当日は、保護者は一切会場に入れないということもあり、今日は、たくさんの方々が体育館にやってきてくれました。ほとんどの方が、スマホやビデオに一生懸命我が子の姿を収めながら、“天使の歌声”に聴き入っていました。
 
 続いて、今年度、本校で力を入れ始めた「エンカウンター」の披露です。<仲間同士で心を開き合い、心をつなぎ合う>―その手立てを実際に見ていただだこうという訳です。(保護者にも参加も呼びかけたら、何人かの方が加わってくださいました。)
 最初に、ゲーム的に提示された手拍子の数によって、仲間集めが行われます。手を打った回数の人数が集まってグループを作るのです。
 そして、今偶然生まれたそのグループ内で、自己紹介をし合います。ただし、「好きな食べ物」とか「好きな教科」とかを言う……そんな条件も与えられます。どのグループからも、自己紹介をした仲間に対して、温かな拍手が送られていました。
 また、「もしも、無人島に持っていくなら、どの3つを選ぶ?」という面白い選択問題も出されました。たくさんの所持品がスクリーンに映し出され、その中から選んだ3つを、理由を加えながらグループ内で発表し合うのです。そこからは、何か、個々の性格まで見えてくるようで、各グループから、ほのぼのとした空気を感じました。

 「エンカウンター」を行っている子どもたちの柔らかい表情から、保護者の皆さんには、きっと、この取り組みの大きな価値を感じ取っていただけたことと思います。

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2016/10/29(土) 自由参観会 1

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 29日(土)、3時間目から5時間目までの授業を公開する「自由参観会」が開かれました。“週休日”を使い、さらに3時間公開するということにより、平日は来校しにくい親御さんたちにも、できる限り都合のつく時間帯を選んでもらう手立てとして設けられているのです。

 3時間目、2年生は、「北上えこくらぶ」の方々を講師としてお招きし、生活科・『秋と遊ぼう』の学習を行いました。
 まず、子どもたちは、学校の裏の林から“どんぐり”を拾ってくることを命じられました。
 そして、朝礼台の前で待っている、「えこくらぶ」の方の所に戻ります。そこには、様々な“どんぐり”の木の葉が用意されていました。ここで、自分が拾ってきた“どんぐり”が付いていた木の葉が、その中のどれなのかを当てるのです。……でも、“葉っぱ”を確かめながら“どんぐり”を拾ってくる子なんかいませんよね。―しかし、これが、今日の学習につながっていくのです。

 「えこくらぶ」の方々により、答え合わせが始まります。―子どもたちは、“どんぐり”にこんなたくさんの種類があることにびっくり! さらに、その“葉っぱ”が全て異なる特徴を持っていることに目を丸くしていました。いや、子どもたちばかりではありません。「えこくらぶ」の方々の詳しい説明に、新たな発見がたくさんあり、周りで見ている親御さんたちも、子どもたち同様の反応を示していました。

 その他にも、「“どんぐり”を使った遊び」を紹介しながら『秋と遊ぼう』の学習にぐっと迫ってくださったり、「“どんぐり”は食べられる」という秘密を教えてくださったり……。子どもたちは、この授業を通して、<秋>に対する興味・関心を大きく刺激されたことでしょう。

2016/10/29(土) 29年度入学児・就学時健康診断

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 27日(木)、来年度、本校に入学する予定の幼稚園児・保育園児を対象とした「健康診断」が行われました。

 園児たちは、体育館の大きさに圧倒されたのか、ちょっと緊張ぎみです。入学前に購入する学用品等の説明や、健康診断を行う上での注意事項を、親御さんの隣で神妙な顔をして、静かに聞いていました。

 そして、「内科・眼科・耳鼻科・歯科」の4つの診断場所を、順繰りに回っていきます。今年は、お医者さんが怖くて泣いてしまうような子も見られず、驚くほど速やかに進行していきました。

 あと5か月ちょっとで<小学1年生>! 皆さんの入学を、児童・職員一同、心待ちにしていますよ。

2016/10/28(金) いじめ防止集会 2

3年生の2クラスは1つの教室に入り、「いじめ防止集会」を開いていました。
 覗き込んだらちょうど、電子黒板を使って、「○×ゲーム」が行われているところでした。……「○×ゲーム」といっても、<いじめ>とは何かを自覚させるための問題ばかりです。自分が意識していない何気ない言動が、相手にとっては<心理的、物理的な攻撃であり、精神的な苦痛を与える>ことにつながっていなかったかどうかを、しっかり振り返る場が与えられていました。

 5年生の2クラスは、少人数教室で「いじめ防止集会」を開いていました。
 静まりかえった教室の中では、大型絵本・『しげちゃん』の「読み聞かせ」が行われていました。このお話は、女優・室井滋さんが、自分の生育歴を描いています。
<「しげる」という名前のせいで、男の子と間違えられたり、名前を使ってからかわれたりと、名前のせいで嫌なことがたくさんあった。……でも、親の、「しげる」に込められた想いを知って、この名前をもっともっと好きになろうとする自分に変わっていった。>
 そういえば、この学年には何人か、「しげちゃん」と同じように、名前に絡んだからかいを受けている子もいたようです。そんな実態に応じた選書だったのでしょうね。
 さらに、子どもたちは、一人ひとりの個性の裏には、親の大きな存在や大きな愛情があることも見つめ直せたことと思います。

 6年生の2クラスも1つの教室に入り、「いじめ防止集会」を行っていました。
 女子が全員“目隠し”をしています。そんな何も見えない状況の女子を、男子が廊下に連れ出して、また元の位置まで誘導する体験にチャレンジしていました。
 ―これは、「トラストウォーク」といって、<どれほど相手を信頼出来るか>ということをねらいとしています。また、目を閉じている方は、怖いと思うかもしれませんが、大切なのは、<どれほど自分の中に怖さがあるのかを知る>ことだそうです。
 「修学旅行」を目前にして、相手の気持ちに立って、“互いに信頼できる関係”を作っていかせようという訳です。そして当然、「いじめ防止」につながる価値ある体験だったと思います。
(4年生は、学年での特別な授業を実施する都合で、後日の実施となります。)
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2016/10/28(金) いじめ防止集会 1

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 平成18年、文科省から、「いじめ」についての新しい定義が示されました。
<「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」である。また、個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。>

 27日(木)の朝、学年毎に、「いじめ防止集会」の場が設けられました。
 1・2年生は、沢地ルームにて、合同で集会を開いていました。
 まず、全員で、『ビリーブ』を合唱します。きっと、この集会を通して、子どもたちに、<“信じ合う”心の大切さ・尊さ>を見つめ直させる伏線としての選曲だったのでしょう。「やさしい声で歌おうね。」という先生の投げ掛けに応えて、子どもたちは、優しい声で、互いの声の温かさを確かめ合うように歌っていました。

 続いて、「読み聞かせ」に入ります。マーカス・フィスターの絵本・『にじいろのさかな しましまをたすける』が、この集会にとって価値あるものとして選書されたようです。子どもたちはみんな、ストーリーにじいっと耳を傾け、絵本の絵を食い入るように見つめていました。
 <見た目が自分と異なる者を仲間はずれにする>……子どもたちは、今までの自分にそんな言動が無かったかを、真剣に振り返っているようでした。そして、「にじうお」が、<一度は仲間はずれにしてしまった者を命がけで助ける>姿に、これからの自分のあるべき姿を見つめていたのではないでしょうか。