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三島市立沢地小学校

ブログURLの変更についてのお知らせ
ブログのアドレスを、下記の通り変更することとなりましたのでご案内申し上げます。

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今後も、引き続きご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

■変更時期
 2023年1月30日より

■変更前: 旧ブログ(http://blog.city-mishima.ed.jp/blog-e/m110/)

■変更後: 新ブログ(https://schit.net/mishima/sawaji-e/)

メッセージ欄

2016年9月の日記

2016/09/12(月) “投力”を伸ばそう! 3

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 今朝も、体育委員会による<“投力”を伸ばすスキルタイム>が設けられました。
 手を変え品を変えて、みんなの興味・関心を刺激しようとする、体育委員の子どもたちの前向きな姿勢に感心させられます。

 今回は、何と「紙鉄砲」を使っての“ボール投げ”のイメージ作りです。勢いよく振り下ろすと、「パーンッ!」と気持ちのよい音が鳴る「紙鉄砲」……委員会の子どもたちは事前に、チラシを折って、100個以上の「紙鉄砲」を用意してありました。

 今日も、たくさんの子どもたちが体育館に集まり、体育委員の説明を受けると、さっそくあちこちから、「パーンッ!」という音が広がり始めました。
 やはり、手の振り下ろしが、弱かったり十分ではなかったりすると、「紙鉄砲」はウンともスンとも反応がありません。1年生や2年生の女の子たちが、上学年のお兄さん・お姉さんにこつを聞きながら一生懸命挑戦している姿は、とても愛らしいものでした。

 “ボール投げ”を意識して、しっかり胸を張り、腕を力強く振り切る―家庭でも、この「紙鉄砲」で、楽しみながら“投力”を伸ばすスキルに取り組ませてみませんか? きっと、“投げる”こつをつかんでいくと思いますよ。

2016/09/08(木) 道徳の公開授業 3

1年生

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 書いた手紙を、隣の子に読んで聞かせます。聞いている側は、「りす」の気持ちになっているのか、うれしそうな照れくさそうな顔をしています。
 何人かが、教室の前で手紙を紹介してくれましたが、どの子の手紙からも、<友達を思う優しさ>がにじみ出ていました。

 ……と、授業者が、「みんなからの優しい手紙をもらった『りすさん』から、手紙を預かっているんだよ。」というサプライズを!
 電子黒板に、「りすさんからの手紙」が映し出されました。子どもたちの目が輝きます。画面を食い入るように見つめ、授業者が読む声に耳を傾けます。
 「りす」の、みんなに向けられた<友達の大切さ>を感じさせられる手紙は、子どもたちの心の中に、じんわりじんわりと染み込んでいったことと思います。

 平成30年度からは小学校で、31年度からは中学校で、「道徳」が“特別の教科”として扱われます。今日の公開授業は、これからの「道徳」の授業の在り方をみんなで考えていく上で、大きな価値のあるものとなりました。

2016/09/08(木) 道徳の公開授業 2

1年生

≪「あひる」と「かめ」と「白鳥」が、池の中の島に遊びに行く相談をしています。そこに「りす」がやって来て、「ぼくも一緒に連れて行ってね。」……しかし、「りす」は泳げません。
―「りすさんは、泳げないからだめ。」とみんなに言われて、独りぼっち……。
 みんなは泳いで島に行って、いろんな遊具で遊ぶのですが、なぜか少しも楽しくありません。……「やっぱり、りすさんがいた方がいいね。」「でも、りすさんは泳げないからな。」と、みんなは話し合います。
 翌日、「りす」が池のほとりに行くと、みんなが、「今日は一緒に島へ行こうよ。」「りすさん、ぼくの背中に乗りなさいよ。」……こうして、みんなで島に遊びに行ったのです。≫

 授業者は、このストーリーの中で、「りすを池のほとりに残して島で遊ぶ、みんなの気持ち」を考えさせることに焦点をしぼりました。
 <りすさんを誘えばよかった>と<島に行けないからしょうがない>―子どもたちに、心の中で葛藤させることをねらっているのです。子どもたちは双方の立場に立ちながら、自分の思いを発表していきます。“友達との接し方”を、自分なりに振り返る機会が与えられたようです。

 そして、「りす」を独りぼっちにさせてしまったみんなの立場に立って、手紙を書いてみる場が設けられました。
 子どもたちは、「ごめんね」と謝ったり、「今度は一緒に行こう」と誘ったり、「これからはずっと遊ぼう」と先のことまで約束したり……。たどたどしい言葉ながらも、一生懸命「りす」に心を届けようと鉛筆を動かしていました。
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2016/09/08(木) 道徳の公開授業 1

1年生

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 今日は、静東教育事務所・地域支援課の指導主事による「定期訪問」がありました。これは毎年実施されているもので、短時間ではあるものの、公立の小中学校の全ての教員の授業を、各地区を担当する指導主事が参観するのです。
 また、その際、1クラスだけ“中心授業”を設け(大規模校は2クラスの場合もあります)、それを指導主事と一緒に全教職員で参観して、放課後にその授業をもとにした研修会が開かれます。

 今回は、1年2組がその“中心授業”に名乗りを上げ、「道徳」の授業を公開してくれました。『およげない りすさん』という資料を用いて、<友達と仲良くし、助け合おうとする心情を育てる>ことをねらっています。

 まず、授業者は子どもたちに、いつもどんな遊びをしているかを問い、その遊びに友達を誘ってみようと投げ掛けました。
 授業者と支援員が「ロールプレイング(役割演技)」の手本を見せ、隣の席同士で相互に立場を変えて、誘ったり誘われたりする役を演じさせます。
 「○○して遊ぼう!」という誘いに対して、もう一方が自分なりの返答をします。資料のストーリーに結びつくと同時に、登場人物の心をのぞき込む手立てともなることを意図した活動でした。子どもたちは、にこにこ笑顔で授業に滑り込んでいきました。

 続けて、『およげない りすさん』というお話を授業者が読んでいきます。読みながら、黒板に4枚の場面絵を適当に貼り付けていきました。
 ……読み終えると、子どもたちにそれを正しい流れの順に並び替えさせながら、内容の読み取りを把握します。さらに、電子黒板を使って子どもたちの視覚を刺激しながら、ストーリーを全員で再確認する場を設けました。 

2016/09/07(水) 算数の公開授業 2

6年生

班ごとの話し合いを支援しながら、授業者は、様々な解き方を取り上げて黒板に貼っていました。

 そして、黒板前に全員を集めて座らせ、黒板に提示された解き方をした子をみんなで囲んで、順番にそれを解説させました。
 ・2つの違う大きさの直方体に分け、それぞれの体積を足す
 ・へこんだ部分を補って大きな直方体に変え、後でその補った分の体積を引く
 ・出っ張った部分を切り取って移動させ、違う形の直方体に変えて体積を求める
 ・同じ大きさの6つの立方体に分け、1つ分の立方体の体積を6倍する
 ・同じ形の物をもう一つ組み合わせた大きな直方体の体積を求め、2で割る
 ・立体の見方を換え、“L字型”の部分を「底面」とし、それに伴う「高さ」をかける
―立体模型を手に、多様な解き方が解説されていくと、聴いている側のみんなは、盛んにうなずいたり、「ああ、なるほど!」と感嘆の声を上げたり……。温かい雰囲気で、前に立つ子を包んでいる感じがしました。

 席に戻り、今解説された様々な解き方を振り返りながら、今日の学習をプリントにまとめていきます。
 そして、今度は<再生タイム>。プリントにまとめた“今日学んだこと”を、隣同士で説明し合うのです。こうして、自分の言葉に置き換えて人に説明することで、学んだことが自分のものになっていくことを狙っているのでしょう。

 今日の授業まで、すでに4人の先生方が公開授業を行っています。
 前に公開された授業から得られたものが、次の授業者によって、クラスの子どもたちの実態に応じて色づけされ、授業に生かされていくのです。
 今日の授業も、今までの公開授業から得られた“良さ”があちこちに生かされた、価値あるものとなっていました。こうした積み上げにより、今後も、<沢地小色>のよりよい授業を構築していくことを目指したいと思います。

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