| | | バターは、牛乳の脂肪分に塩を加え、混ぜて固めたものです。 紀元前2000年頃(今から4000年くらい前)に、東インドで作られたといわれています。当時は、羊や馬からとった乳を器に入れて振ったり、棒でかき混ぜたりして、成分を分離させて作っていたそうです。また長い間、バターは食用ではなく、髪や体にぬる薬として使われてきました。やがて6世紀の初め頃、フランスでバターを食べるようになりました。日本では、江戸時代にインドから牛が輸入され、この牛の乳を使ってバターが作られるようになりました。江戸時代は薬として使われ、明治以降になってようやく食用になったそうです。
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